ビタミンA不足・過剰摂取の危険性

ビタミンAが不足する場合と過剰摂取になる場合

青汁を飲む事でビタミンAの不足分を在る程度補う事ができますが、反対にビタミンAには耐用上限量(この値以上の摂取は、健康に害が出る可能性がある数値)が定められています。

特にサプリメントなどでビタミン補給をしている場合、手軽に補給できる事からついつい多めに飲みすぎたり、必要量異常に摂取してしまうケースがるので過剰摂取に注意しましょう。

ビタミンAが不足した場合

ビタミンは人の身体には無くてなならない機能を分類したもののため、不足がすると言う事は、生きて行くための機能が一部潤滑に働かない事を意味します。

ビタミンAの場合は、レチノイド(ビタミンAの働きをするものの総称名)が網膜 (retina) に由来するように、網膜細胞の保護に用いられます。これが不足することで「夜盲症」(俗に言う鳥目)と呼ばれる暗い場所での視力が著しく低下し、目がよく見えなくなる病気になるリスクがあります。

また、皮膚の乾燥、角質化や粘膜の力が衰える事で風邪などの感染症にかかりやすくなったり、成長阻害、骨及び神経系の発達抑制に繋がる事から成長期において得に重要な栄養素となるため、ビタミンAの不足はしっかりと補給しましょう。

しかし、先進国においては深刻なビタミンA不足は多くはないため、そこまで神経質になる必用ありません。無理のない範囲で意識していくと良いでしょう。

ビタミンAの過剰摂取

青汁などの植物性のプロビタミンA(体内でビタミンAに変化するもの)を摂取しすぎてビタミンAの過剰摂取になる事はありませんが、動物性のビタミンAやサプリメントなどで直接ビタミンAを摂取している場合、身近な例としてはレバーを大量に食べた場合などはビタミンAの過剰摂取になるか可能性があります。

つまり、動物由来などのからビタミンAを多量に摂取すると過剰になるリスクがありますが、植物由来のプロビタミンAを摂取する場合は、体内で必要に応じてビタミンAへ変換するため、過剰摂取のリスクを回避する事が出来ます。カロテロイドなどのプロビタミンAは皮下脂肪に蓄えられ、必用に応じてビタミンAに変換されるためです。だからと言って緑黄色野菜を一気大量に摂取するのはやはり良くありません。

またビタミンAの過剰摂取は、特に妊娠中の方は注意が必要です。妊娠12週までにビタミンAを連日4,500μg以上摂取すると、ビタミンAを1,500μg未満摂取の摂取量の妊婦と比較して胎児奇形(水頭症や口蓋裂等)発生の危険度が3.5倍高くなると言う報告もあります。

過剰摂取の危険性が気になる場合は植物性由来のプロビタミンAの摂取を心がけると良いでしょう。青汁は主に青菜から作られているため、その点は安心だと言えます。1つだけ注意したいのが、ビタミンを製造過程で直接付加しているものはその限りではありませんのでご注意下さい。原料の欄にビタミンの項目があれば、合成ビタミンの可能性があります。